外形監視サービス Uptime Robot が素晴らしい
無料で使える外形監視のサービス Uptime Robot を見つけたので、登録してこのブログを監視するよう設定してみました。無料で使える範囲の機能だけでも、なかなかに素晴らしいサービス内容だったので、紹介してみたいと思います。
Uptime Robot とは
Web サイトの死活監視を行うサービスです。 Zabbix や Sensu のようにサーバを内部から監視するものとは異なり、外部の拠点からアクセスした際にサイトが正常に閲覧できるかどうかを監視することができます。サイトを閲覧する利用者の視点ですね。
ここが嬉しい
- 50 まで監視対象を設定可能
- 複数の監視タイプに対応 (HTTP(S), ping, port, keywords)
- 通知先が豊富 (e-mail, SMS, Twitter, push, Slack, HipChat, web-hooks…)
- API もある
- ダッシュボードがかっこいい
しかもこれが無料で利用できるのだから驚き…!
ブログを監視してみる
今回はこのブログを監視する設定を入れてみました。適当な名前を決めて、監視のタイプ・URL・間隔を設定するだけ。 監視対象にタグを埋め込んだりといった作業は必要ありません。
Response Time が 700ms 前後と大きいのが気になりますが、サイトが 落ちてるか/落ちてないか だけ調べられれば良いというケースでは問題なさそうです。レスポンスに要した時間も含めて監視したい場合は注意したほうが良いでしょう。(例: API レスポンスに極端な遅れが無いかどうか調べたい)
サイトダウン時の挙動を確かめてみる
サイトが落ちた時の挙動を見るために、少しの間だけ Web サーバのプロセスを stop させてみました。監視先のサイトとの疎通が正常に取れなくなると、Dashboard の status の表示が Down 状態になり、通知先として設定したメールと Slack にアラートが送られてきました。
サーバのプロセスを start させると、 UP アラートが送られてきました。 異常時の監視間隔は 30 秒となるようです。状態が変化した際の status への反映も素早く、アラート送信の遅延も無いようでした。
まとめ
無料サービスでここまでできるとは驚きです。 個人で VPS や自宅サーバで運用している Web サイトやブログであれば、十分すぎるくらいではないでしょうか。
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